あの太宰府天満宮のスターバックスを建築した隈研吾氏
日本にある神社の中でも、特に著名なものと言えば「太宰府天満宮」です。
福岡にある太宰府天満宮は、「学問のご利益がある」とも言われて、お守りを買い求める人が本当にたくさんいますよね。
この太宰府天満宮で話題になっているのが、この地にあるスターバックスの存在です。
太宰府天満宮にはスターバックスがあるのですが、なんとこのスターバックスは「木を2000本組み合わせて作った斬新なデザイン」。店内には何本もの木のオブジェが張り巡らされ、それを見ているだけで吸い込まれていきそう。
この木と日本建築の美しさが話題を呼び、この太宰府天満宮にあるスターバックスはちょっとした話題のポイントにもなっています。
スターバックスなのですが、あのロゴが主張しすぎない上品なデザインになっていますよね。
この太宰府天満宮のスターバックスを建築したのが、日本の建築家・隈研吾氏。
サントリー美術館など、著名なたてものをいくつも作り上げている日本を代表する建築家です。
恐らく、名前をあげれば「あの人か」とわかる人もいるのではないでしょうか。
日本建築を担う建築家の中でも、特に有名な存在です。
高知県の梼原と深いつながりが
何の縁か、隈研吾氏は高知県の梼原町というところの建物を4つ設計しています。
どれも梼原町らしい自然との調和を感じさせるデザインで、シンプルな中にも日本建築の美しさをみることができるようになっています。
主張しすぎない、それでいてデザイン的にも非常に美しい建物たちばかり。
この梼原での仕事が隈研吾氏にも影響を与えたそうで、自然の素材を多く取り入れた設計も行うようになったそうです。梼原で講演会をしたこともあり、深いつながりがありそうですね。
梼原という町は高知県のちいさな町なのですが、そんな梼原に彼の様な著名な方が関わっているということに驚きを隠せません。梼原の美しい自然、そして住んでいる人の優しい人柄に触れ、あのデザインの建物が生まれたのかなとつい考えてしまいます。
日本のみならず、海外でも非常に人気の高い隈研吾氏。
今後、この隈研吾氏がどんな建築を生み出してくれるのかを期待したいです。
海外でも数多くの建築を手掛けており、その名前を世界に広げている隈研吾氏。この隈研吾氏の今後にも大いに期待したいものです。
今後発表される予定の建築物もありますので、彼の力がいかんなく発揮されることを願いたいですね。