古代のイタリア建築が見られる
イタリアの歴史が深いのは知っていますが、
それをしっかり感じられるのがポンペイ。
イタリアといえば、コロッセオがあるローマや水の都ベネツィア
(水の都であり、建築にも特徴があるのでここも訪れてみたい)など見どころも一杯。
斜めになったままの「ピサの斜塔」や、ミケランジェロが壁画を描いたシスティーナ大聖堂など、
建築に関しては見どころがてんこ盛りである。
さすが芸術の国、イタリアの建築物は本当に世界遺産に登録されているものが多い。
でも、あえてポンペイを出したのは「古代のイタリア建築」を知ることができるからだ。
ポンペイってどんな街?
ポンペイというのは、古代にヴェスヴィオ火山の噴火で火山灰に埋もれてしまった街のこと。
ナポリの近くにあり、当時は2万人の人が住んで葡萄酒の生産を行っていたことが解っている。
火山が突然噴火してしまったために、人々は逃げる間もなく火山灰の下敷きになり、
そのまま亡くなってしまった。
今はその空洞に石灰を流し込み、人の形を再現したものが現地においてあるそうだ。
そんなポンペイだが、地域全体が世界遺産に指定されていることもあり、各国からの旅行客が絶えない。
当時のイタリアをそのまま残している場所といえばここ以上のものはないので、
そういったことでもポンペイは人気があるのだろう。
さて、そんなポンペイ。注目したいのは遺跡が丸ごと残っているという点だ。
写真で見るだけだが、「本当にこれが昔の遺跡なのだろうか?」と思ってしまうほど。
とてもじゃないが、これが紀元8世紀にできたなんて思えない。
さらに、一部だけではなく全部が残っているので「当時の人々の生活」を知ることができるという意味でも貴重だ。
たとえば、この遺跡からは葡萄酒を作るための壺がたくさん出てきた。
このことから、ポンペイでは葡萄酒の産地であったことがわかったそうだ。
これを知って、遺跡が発掘されるというのは大変な発見の連続なのだと思った。
ポンペイは住んていた2万人がみんな亡くなってしまったから、語り継ぐ人もいない。
でも、こうやって発掘することでちゃんと生活が解るんだよね。
ポンペイにはやはりたくさんの神殿が。
ローマ方式とギリシャ方式のものがたくさんあるらしく、
そういったものをたくさん見ていきたいと思う。
イタリアには本当にたくさんの遺跡があるので、そういうのもすごく興味があります。
行きたい場所はいろいろあるけれど、ポンペイにはぜひ一度行ってみたい。
イタリアには行きたい場所がいっぱい!