おとぎの国みたいな建物がポーランドにある
日本の建築技術は素晴らしいですが、やはり「ユーモアあふれる建物」といえば海外です。
海外には驚くほどたくさんのユニークな建物がありますが、ここで紹介するのはポーランドにある「ねじれハウス」。このねじれハウスは世界的にも非常に有名で、あちこちで評判を目にするほど。
それもそのはず、このねじれハウスは本当に「建物が歪んでいるかのように見える建物」なのです。
よくカメラのレンズを使って建物をゆがめてみることはできますよね。
あれがそのまま立体になったと思ってください。
2004年にポーランドのソポトにできたこの建物は、完成するやいなや大変な評判となり、今では世界中で話題になるほど。あちこちでこの建物のレポが報告されています。
何もかもが溶けているような空間
この建物、みるとありえないくらい歪んでいて、一見すると不思議の国に迷い込んだかと思うほど。
壁、天井、門、すべてがくにゃりと歪んでいるこの建物は、みているとなんだかこちらが酔ってしまいそうになります。こうまで徹底させることができるのはすごいですね。
どの角度からみても見事に歪んでいて隙がなく、近くで見ても遠くで見てもすごい歪み方なので、じっと見ているときちんとたっている建物の方がおかしいのでは?と思ってしまうほど。
テーマパークではこういう歪んだ建物が普通にありそうですが、これが普通の道に違和感なくたっているというのが凄いです。日本では建築の法律で引っかかりそうですね。
夜にはライトアップがされ、すっかり観光地として定着しているもよう。
ポーランドの新しい観光地といっても違和感がないかもしれませんね。
なぜこんな建物ができたの?
気になるのは、なぜこんな建物ができたのかということです。
このゆがみ満載の建物、どうしてできたのでしょうか?
実は、ポーランドのイラストレーターさんによるデザインで作られた建物だとか。
「なぜこんな建物にしたの」と思われそうですが、このイラストレーターさんがとある作品からインスピレーションを得てデザインしたとか。本当に、どんな作品なのかが気になりますね。
イラストレーターがデザインした家たちだからこそ、こんな風に個性的に出来上がっているのでしょう。
ちなみにこの建物、外側だけでなく内側も歪んでいてびっくり。
ポーランドに行ったら、ぜひとも一度行ってみたいですね。たてものに対する価値観が変わりそうです。