横浜の体表的な建物
横浜といえば、あちこちに「異人」の息吹があることで知られる土地です。
古くから外国船が行きかう港としてよく利用されていた横浜は、そのおかげで急速な発展を遂げてきました。
その時代の名残から、横浜には「異人館」をみることができます。
かつて、船にのってやってきた外国人たちが住んでいたこの異人館は、横浜の発展を知る手がかりともいえる非常に貴重な建物たちです。
外国人が使用していたとあって、当時としては珍し建物様式を使用していて見ごたえがあるってものでもありますね。中にはステンドグラスをあしらっている邸宅もあるほどです。
さて、そんな異人の名残が点在する横浜ですが、とりわけ有名なのが「横浜開港記念会館」の存在です。
横浜開港記念会館とは
横浜開港記念会館とは、横浜港が開港して50年が経過したことを記念して作られた建造物です。
横浜市民の寄付により作られたということを考えても、非常に感慨深い建物ですよね。
現在は公会堂として利用されているこの建物ですが、その外見の美しさは今も健在。あまりにも美しい建物であるため、誰もが立ち止って眺めてしまいます。
この横浜開港記念会館の内部には、ステンドグラスがあしらわれています。
修復もされたこのステンドグラスは修復方法に是非があるみたいですが、それでも繊細な技術を私たちに見せてくれる非常に貴重なものです。
ステンドグラスは全部で二か所。二階ホール、そして階段にそなつけられています。
実は一度焼失した過去がありますが、昭和二年になって修復されました。日本にもステンドグラスがありますが、その歴史を語る上でこの横浜開港記念会館のステンドグラスはとても貴重なものです。
ジャックの塔
横浜開港記念会館にひときわ高くそびえる時計塔。
なんと高さ36メートルもあるこのジャックの塔は、横浜開港記念会館のシンボルともいえる存在です。
横浜開港記念会館ではとくに注意してみたい存在ですね。
現在はイベントが活発に行われています
現在は、イベントがさかんに行われている横浜開港記念会館。
市民の憩いの場としていろいろな利用がされています。
英語教室や太極拳教室、合唱、さらには子育てサロンども実施されているこの横浜開港記念会館は、横浜の象徴に相応しく「人々が自然と足を運ぶ場」になっています。
横浜の歴史を感じることができるこの横浜開港記念会館、ぜひとも一度ご覧になってください。
実際にみると、その建物の美しさは圧巻です。