日本家屋の歴史について
今の不動産のことを勉強するなら、やはり「過去に日本がたどってきた歴史」についても知らなければならないと思います。
考えてみれば、私が小さいころと今とでは、住居の形がまったく異なります。
こんなに短い時間でも違いがあるのですから、もっと長い時間で日本家屋を見ていけば、いろいろな歴史を見ることができるのではないか?と思いました。
そこで、日本家屋の歴史についてちょっと調べてみました。
日本の住居には二種類あったらしい
縄文時代とか弥生時代とかそういう時代、日本の住居というのは「竪穴式住居」「高床式住居」の二種類に分けることができたそうです。
参考:日本の家
竪穴式住居→地面をある程度ほって、その周囲に草をかけるという簡単な住居
高床式住居→木を組み立て、高いところに住居を作ったもの。
これは、学校の教科書でも習った覚えがあるな・・・。
これが、日本で最初の住居と言うことになるみたいですね。
このころから、住居の形は「防寒」「食料保存」など、いろいろなことを考えて作られていたとか。
更に歴史が進むと、「寝殿」という建物に変わっていくそうです。
平安時代の絵巻に出てくるような建物のことを言うのかな?
家の中に庭があったり、長い廊下があったり・・・というのは、このころにできた家です。
この時代の家は、日本建築の代表と言ってもいいかもしれませんね。
日本らしい建築技術、というと、この建物を思い浮かべるという人も多いかもしれません。
そして、戦国時代になると「城」が作られるようになりました。
日本を代表する建築物として、とても有名な「城」。
この城を見るために、世界各国から観光客が訪れるとも言われるものです。
城は外敵から身を守るためにさまざまな工夫が施されており、それもちょっとした見所のひとつになっているみたいですね。
いずれにせよ、「城」が誕生したことは、日本の歴史にとって非常に大きな変化であるといえるでしょう。
この時代には、城以外にも多くの建築物が生まれています。
江戸時代になると、お風呂屋さんも各地にできるようになりますので、それ専用の建物が。
また、茶を楽しむことができる茶室などもできていたそうで、「用途に合わせた建築」がより顕著になっていることがわかると思います。
縄文時代や弥生時代はまた違う、用途のバリエーションが出てきているということですね。
こうして、歴史をたどってみると、いろいろと面白いことがわかります。